2018年11月09日

小説家志望ニート俺、今日も何もせず一日を終えるwwwwww

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1: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:09:08.313 ID:TpW6sCHz0

才能はあるはずなんだけどなあ





2: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:09:49.594 ID:YBaNhc2c0

ニートの才能あるよ


4: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:10:15.214 ID:KFa4dEXR0

応募とかしてんの?




5: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:10:24.560 ID:8/mCQqZg0

ニートから乱歩賞とかよくある話だしワンちゃんおるで



7: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:10:50.240 ID:q5EFQexyp

まあダメ人間の生活なんてそんなもんよな


12: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:12:49.479 ID:TpW6sCHz0

>>7
何かしらの希望に縋ってないと生きていけないからね


9: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:11:54.448 ID:qRv2Xie6a

二次創作もいいぞ


15: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:13:24.870 ID:TpW6sCHz0

>>9
二次創作考えたことなかったけどめちゃくちゃやって見てえ

22: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:15:16.441 ID:qRv2Xie6a

>>15
めざせコミケ壁サー&コス売り子の世界へ


32: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:19:49.117 ID:TpW6sCHz0

>>22
どこ行けばなれるのかわからん


10: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:12:13.234 ID:E+VBDxiqp

なにが敗因だと思う?


17: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:14:05.305 ID:TpW6sCHz0

>>10
何の敗因だ人生のか?

21: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:15:14.633 ID:E+VBDxiqp

>>17
まあそれでもいいけど、賞に落選した理由の分析のつもりだった




13: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:13:08.113 ID:gmgwFvdX0

せめて設定練ったり何らかの作品を見るなり読むなりはしろよ


20: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:14:53.657 ID:TpW6sCHz0

>>13
昔はいろんな本読んでたんだけどね……今はグリッドマンくらいだわ


24: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:15:54.190 ID:P/fF7/31d

>>20
同人誌くらいしか無理じゃん

14: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:13:09.290 ID:qRv2Xie6a

二次創作でファンつくっていけよ


23: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:15:45.566 ID:TpW6sCHz0

>>14
どこの媒体でやればいいんだ?
サイコパスの世界めっちゃ好きだからサイコパスの二次創作やりたい


28: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:18:06.879 ID:qRv2Xie6a

>>23
俺が知ってる人はSS投稿サイトとかpixivとかツイッターとか使ってたな 


34: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:21:03.991 ID:TpW6sCHz0

>>28
二次創作の投稿サイトか……
考えてみるわありがとう

16: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:13:59.757 ID:OWNQlE3q0

ぶっちゃけ色々な事経験してないと小説家に向いてないぞ


26: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:16:27.272 ID:TpW6sCHz0

>>16
わかるわかる
とりあえずバイトでも始めようとは思う




19: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:14:33.321 ID:VubtUEu/a

毎度思うけど自分で読んで糞みたいってほんと解らんな
俺は自分の作品が凄く面白いしかないし今は他人の作品の信者であるべきか
自分の作品にアイデンティティを据えるべきか考えてるとこだがまあ最後の拠り所は他人の作品より自分の作品になるよな


25: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:16:02.369 ID:J598Yhoc0

>>19
自作のいいところ悪いところをある程度フラットに見られないやつはプロに向いてないと思うわ
あるいは本当に面白いのかどっちか

30: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:19:47.165 ID:By/asR7Sa

新都社民?




31: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:19:47.233 ID:FARAuGwH0

はっきり言って経験は「あまり」必要ない
わずかな経験をもとにあらゆる事物に対して解釈を広げる想像力が一番必要
凡人がプロを志すには経験という明白な材料に頼るしかないけど、>>1は才能があるらしいからセンスを磨くのが最優先


41: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:23:08.795 ID:TpW6sCHz0

>>31
どうやったらセンスは磨かれますか


52: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:33:22.031 ID:FARAuGwH0

>>41
いろんな小説を読んで映画をたくさん観る
一流の作品でも三流でもいい
サイコパスだってサリンジャーやらディックやら色々引用してるしな
自分の中に雑然と溜まった映像や考え方が新しい物を生む土壌になる

59: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:40:32.918 ID:TpW6sCHz0

>>52
たくさんの作品に触れること大事


35: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:21:29.120 ID:qRv2Xie6a

俺はすきじゃないが それこそ「小説家になろう」ってサイトあるじゃないか そこもいいかも


42: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:24:06.878 ID:TpW6sCHz0

>>35
ラノベとかよりは純文かSFがいいんだよね


36: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:21:30.040 ID:6EtqJ/kS0

せめて一日一行でも書こうぜ



37: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:21:57.141 ID:BdaleMrip

ニートだけど数年前から毎日5~6時間書いてるぞ


45: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:26:51.565 ID:TpW6sCHz0

>>37
実績は?




39: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:22:41.762 ID:mMO9eOOAr

なんか書き出しうp


46: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:27:45.264 ID:TpW6sCHz0

>>39
お題ください

48: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:28:17.273 ID:mMO9eOOAr

>>46


55: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:37:12.697 ID:TpW6sCHz0

>>48
「このままどっか行っちゃおうか」
記憶の中の彼女は決してその素顔を見せることはなく、軽快なステップで髪を揺らしながら常に僕の三歩半先を歩いていた。
黄色で染まった木々の間を、どこからか秋の風が吹き抜ける。どこか、広い公園だった。
三歩半。
それは、いくら僕が手を伸ばしても決して届かない距離だった。
白いセーターの肩口までかかるふんわりとした髪は、その一本ずつが意思を持っているかのように気ままに揺れた。
インナーカラーのピンクが見え隠れしては、背景の黄色にアクセントを与える。
少しの肌寒さを感じながら、僕は彼女について行った。
それ以外、18の僕にはやることがなかった。


今になって思い返せば、彼女との思い出はひとつひとつが断片的で、そして、いつも途中で必ず途切れてしまうのだ。


57: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:39:38.946 ID:o/AZQ+Qp0

>>55
下手




63: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:43:39.298 ID:pduAnv0b0

>>55
記憶の中の彼女は決してその素顔を見せることはなく、軽快なステップで髪を揺らしながら常に僕の三歩半先を歩いていた。
→彼女は覆面レスラーかよ?

三歩半。
それは、いくら僕が手を伸ばしても決して届かない距離だった。
→もっと心理的に描写しろ

白いセーターの肩口までかかるふんわりとした髪は、その一本ずつが意思を持っているかのように気ままに揺れた。
→髪が一本ずつ意思を持つとか妖怪かよw

インナーカラーのピンクが見え隠れしては、背景の黄色にアクセントを与える。
→「黄色で染まった木々の間」と重なってる。描写する力がないから繰り返してるんだろうが。

今になって思い返せば、彼女との思い出はひとつひとつが断片的で、そして、いつも途中で必ず途切れてしまうのだ。
→記憶障害かな?

65: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:45:25.533 ID:TpW6sCHz0

>>63
情緒のわからない人だなあ
俺の描写もへたっぴだけど、そんな必死になるなよ


72: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:48:31.672 ID:pduAnv0b0

>>65
これが典型なんだけど
インナーカラーのピンクが見え隠れしては、背景の黄色にアクセントを与える。
色のイメージ湧くよね?色鮮やかな表現でしょ?情緒あるでしょ?って自分で言っちゃってんだよ
自分でそう言っちゃうような文章に情緒なんてまったくない




77: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:52:09.373 ID:FARAuGwH0

>>63みたいにつまらない揚げ足を取るやつを相手にしちゃいけない


82: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:54:39.229 ID:pduAnv0b0

>>77
んで、偉そうに語ってるお前の実績は?



66: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:45:39.106 ID:EiFbYqIV0

>>55
下手じゃないよ
ちょっと最後のほうがつたないけど悲観するレベルじゃない
上のやつみたいに難癖をつけるのが目的のやつもいるが無視してがんばれ




70: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:48:04.538 ID:mMO9eOOAr

>>55
短時間でこれだけ書けるのはなかなか悪くない
たぶんアイディアはたくさんあるんだろう
あとは文章の技術
読者に印象付ける文章を


78: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:52:50.853 ID:TpW6sCHz0

>>70
おお、ありがとう!
印象付ける文章か、難しい……
確かに、著名な作家の文章にはなんか全体として印象あるもんね


77: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:52:09.373 ID:FARAuGwH0

>>55
才能があると自称するのもあながち否定できないくらいには、整った文章だと思う
ただ端々に「凡庸さ」が垣間見えてる
三歩半。の改行とか
>インナーカラーのピンクが見え隠れしては、背景の黄色にアクセントを与える。←こういう分析的な描写とか
やりたくなる気持ちはめちゃくちゃ分かるけど、逆に凡庸さを強調してしまっているように見える
自分の頭で思いつくよりも、一つ上の次元を意識するくらいがちょうどいい
自分でもすぐには理解できないくらいの文章を描かなきゃ純文学の水準に達しない

44: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:26:36.504 ID:qRv2Xie6a

毎日小説更新していくスタイルとかもあるぞ 


50: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:28:30.321 ID:TpW6sCHz0

>>44
それやるかあ


47: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:28:04.452 ID:VubtUEu/a

サイコパスが大好きならサイコパスを基にして自分で更にサイコパスより面白いものを書けよ
俺も大好きな作品はあるし影響は受けてるけど常に超えるつもりで創作してる俺とお前の違いはそこだと思う
大好きで終わるならやっぱり信者で終わるんだよな自分の作品にアイデンティティが据わらない


56: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:37:45.651 ID:BdaleMrip

というか小説書いてる奴等ってみんな新人賞に応募してたりするものなのか?
おれいちどもそんなの応募したことないしなんなら読ませることすらほぼないのだが



62: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:43:28.916 ID:VubtUEu/a

>>56
貧乏性かもしれんが書いたからには読ませたり出したりしないと勿体ないとも思ってしまう


64: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:44:49.512 ID:gGN1KaJ70

どんなジャンルを主に書いてるの?


67: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:46:17.207 ID:TpW6sCHz0

>>64
村上春樹の平成版みたいな大学生


74: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:50:19.218 ID:gGN1KaJ70

>>67
そこら辺は自分の書いてるのと違うしあまり詳しくないからアドバイスできないな

84: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:55:29.976 ID:TpW6sCHz0

>>74
どういうジャンル書いてるの?


89: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:58:21.937 ID:gGN1KaJ70

>>84
所謂なろう小説だね、あそこは比較的デビュー簡単だよ


68: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:46:49.491 ID:VubtUEu/a

趣味で書いてるってやつでも一切発表しないってやつは少ないと思うな
とはいえ俺も自分の為にTRPGを研究して自分で1人用を作って自分が楽しむだけって事も経験あるから解るけど
こんなのやってるのは少数だろうな




69: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:47:57.364 ID:eB3jVQTOx

小説とか読んだことないような底辺だけどマジになれる事があるだけ羨ましい
頑張れ

75: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:51:09.986 ID:TpW6sCHz0

>>69
ありがとう
マジになれるもの見つかるといいね


76: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:51:16.727 ID:EiFbYqIV0

>白いセーターの肩口までかかるふんわりとした髪は、その一本ずつが意思を持っているかのように気ままに揺れた。
>→髪が一本ずつ意思を持つとか妖怪かよw
 
この指摘とか噴飯もの
比喩が何かもわかってないど素人
無視してがんばれ


79: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:53:29.867 ID:pduAnv0b0

>>76
た髪は、その一本ずつが意思を持っているかのように気ままに揺れた

がいい表現だと思っちゃうお前はどんだけセンスないんだろ?


85: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:56:10.611 ID:EiFbYqIV0

>>79
お前の指摘が噴飯ものだと言ってるんだよ
比喩の意味もわからずに「妖怪かよ」だもん
君の場合センス以前の問題

91: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:58:29.102 ID:pduAnv0b0

>>85
魅力的なヒロインのつもりの描写がこれなんだろ?
不安感を感じさせる描写なら分かるけどw
髪は、その一本ずつが意思を持っているかのように気ままに揺れた

お前センスねえわ
一本ずつが意思を持っているかのように髪が動く子って言われてお前は魅力を感じるのか?
常人離れしたセンスですねw


96: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 22:01:09.063 ID:EiFbYqIV0

>>91
髪にも宿る生き生きとした躍動感を「比喩で」描写してるだけじゃん
その比喩に対して比喩そのものを現実のものかよと突っ込んでるのどんだけ倒錯してるかわかってないね




80: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:53:43.389 ID:J598Yhoc0

比喩にしても一本ずつはちょっとやりすぎかな
一本ずつバラバラに動くことなんかほとんどないでしょ

白いセーターの肩口までかかるふんわりとした髪は、それ自体が意思を持っているかのように気ままに揺れた。
くらいが適当だと思うよ




83: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:54:42.726 ID:p1boPJL80

やるじゃん

87: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:57:10.164 ID:WGE99pPE0

横からあんまり言いたくないが短時間でかけるかどうかなんて関係ないよ
完成度、これにつきる




88: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 21:57:41.776 ID:v+en3EYO0

5年前か?2次選考落ち
敗因はしってるキャラクターが弱い
当時ドライなのが好きだったんだ
リベンジしようと思って話考えようと思ったが構成で躓く
つまらない大人になってしまったーと公開


99: @風吹けば名無し 2018/11/08(木) 22:02:28.482 ID:GTqn6Qewa

これは?
 蟷螂がとても好きだった。数百のレンズから成る目。獲物を逃がさぬ鎌。完成されたフォルム。  
 夏、草むらへ入っていく。長い虫取り網とふたつの虫かごを持って、探検するように雑草を掻き分ける。狙いが定まらぬまま、ただ力いっぱい振って、網の中に入る蟲を眺める。一匹一匹鑑定する。  
 殿様バッタを捕まえた、蟷螂じゃない。ギンヤンマを捕まえた、蟷螂じゃない。  
 要らない蟲をつかんで投げた。投げた勢いで羽がもげ、後ろ足が落ちた。飛べないギンヤンマと跳べない殿様バッタがどうなったのか、俺は知らない。  
 ただ俺は蟷螂が捕まえたかっただけなのだ。  
 日が高く上り、髪の毛が汗で濡れたころ、ようやく大蟷螂を捕まえた。茶色の外皮。二つの鎌。十六センチを超える大迫力。  
 こいつはカッコいい、飼おう。虫かごに入れて、餌と葉っぱを入れて育てよう。  
 俺は満足し、家に帰ると勉強机の上で蟷螂を離した。蟷螂は暴れず、じっとしている。ときより触覚を上下上下と動かし、なにかを探っている。蟷螂は徘徊して獲物を探さない。じっと待つ。  
 蟷螂の捕食シーンが見たくて、餌のコウロギを与えてみた。しかしすぐに食いつくことはなかった。食物連鎖の下位にいるコウロギがぴょんと跳ねる。  
 机からいなくなり、いつの間にか部屋からもいなくなる。  
 いまになって、虫かごの中に蟷螂とコウロギを入れておけばよかった。密閉された空間ならば、逃げる心配も、忘れたころに干からびたコウロギの死骸を机の下から見ることもなかったのに。  
 ただその時は、直接餌をむさぼる蟷螂が見たかった。虫かごの透明なプラスチックさえ鬱陶しかった。出来ることなら自分の目玉をくり抜いて、同じ虫かごで飼いたいぐらいだ。  
 消えたコウロギの代わりに、新しいコウロギを取り出した。今度は跳べないように一番後ろの足を二本とも千切った。  
 短い四本の足でノロノロと歩くコウロギ。離乳食を作る母親になった気分だ。食べやすいでしょ、と蟷螂に話しかけた。  
 蟷螂が餌に狙いを決めた。鎌を深く畳み、触覚がコウロギに向けられる。  
 二つの大鎌の射程圏内に入った。  
 鋭利な棘たちが一瞬だけブレた瞬間で、蟷螂はコウロギを捕らえる。  
 ジタバタと抵抗する食料に、蟷螂は喰いつかない。  
 夕食の招集をする母親に生返事で答えながら、俺はじっと待った。一、二分経ったところで、疲れたコウロギはまだ生きているのに動かなくなる。蟷螂はそのタイミングで喰らいついた。  
 俺の一番好きな時間が始まる。  
 彼ら捕食者は、必ず対象の首から食べる。それも後ろから。どんな形で捕まえようと、鎌をうまく動かして、首裏から食べる。  
 どこから食べれば絶命に至るか、無駄な体力を消費せず完食出来るか、彼らは知っている。歴史のDNAが教えてくれているのだ。  
 生まれたての蟷螂も同じように食べる。共食いをする時でさえ、首から食べる。  
 俺はこの瞬間が一番好きだ。自分の知らないことを蟷螂が知っているような気がして、好きだ。スリッパで叩き潰せば死ぬような生き物が、俺に今歴史と命を教えてくれている。  
 蟷螂がコウロギを食らい尽くし、鎌に付いているブラシでキレイキレイしているのを見て、自然と笑みがこぼれた。  
 同じタイミングで、母親の声が家に響く。今日の夜はカレーだと。  
 でも俺の意識は蟷螂から離れない。ぱんぱんに膨らんだ腹を見て、ここにコウロギは入っているんだと理解した。 
 俺は勢いよく右手で腹を潰した。土臭い匂いを立てながら肛門から内臓とコウロギの肉片が飛び出る。  
 原型のないコウロギの肉たちは綺麗な色をしていた。白に近い灰。射出された内臓と肉団子をうっとり眺めた後、飽きてゴミ箱へ捨てた。  
 明日の天気が気になった。網と虫かごは、やはり晴れに限る。次はもっと大きいのを捕まえよう。  
 リビングへ向かい、手を洗う。料理が冷めるでしょ、と母親が小言を言った。  
 ごめんなさいと謝って、俺は口いっぱいにカレーを詰め込んだ。




引用元: http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1541678948/



posted by matometre at 11:45| Comment(0) | 日常・生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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